2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧
『八月の銀の雪』は物語に科学系のトリビアが含まれている短編集です。5編の短編集のうち1番印象に残ったのは、微生物である珪藻(ケイソウ)を使ったアートに打ち込む男性と出会うお話。そこで今回は『八月の銀の雪』のあらすじや感想とともに、珪藻アート…
芥川賞を受賞した『推し、燃ゆ』。かなり独特で、個性的な作品でした。話題の『推し、燃ゆ』について、前半ではネタバレなしのあらすじと本書の魅力を、後半ではネタバレありの結末と読書感想を語っていきたいと思います。
数多くの賞にも選ばれ、重版を重ねている注目作『52ヘルツのクジラたち』。生きることの辛さの中にも希望があることを描き、多くの人の心を捉えている本書のあらすじを含めた作品情報と読書感想をご紹介します。
本屋大賞ノミネート作の『お探し物は図書室まで』は、コミュニティセンター内の小さな図書室にいる司書の小町さんが、人生に行き詰まっている人たちの背中をポンと押す様子を描いたハートウォーミングな小説です。今回はあらすじや感想と共に、各章に登場す…
本屋大賞候補となっている凪良ゆうさんの『滅びの前のシャングリラ』を読みました。凪良ゆうさんは昨年、『流浪の月』で本屋大賞を獲得されていますが、本書は前作をも超える素晴らしい作品でした!読了のレビューを見ても、絶賛の声が多いですね。そんな『…