好き放題 diary

好き勝手に生きてみる with 本&映画

名刺代わりの小説10選

好きな小説を10作品、好きな理由とともに挙げてみました。ツイッターでいうところの#名刺代わりの小説10選 です。誰も興味ないかもしれないけれど、全力でおすすめできる本当に面白い本を選びました。ぜひ読んでみて~。

ブレイディみかこ著『他者の靴を履く』から学ぶエンパシーとは何か

本書『他者の靴を履く』は、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の副読本として、「エンパシー」についてより深く掘り下げて語られている本です。エンパシーとはなにか、他者の靴を履くとはいったいどういうことか、本書の内容を要約してみまし…

2021本屋大賞ついに決定!順位結果を紹介します

4月14日、本屋大賞が発表されました。 本好きには注目の結果発表ですよね。大賞作品はもちろんのこと、ノミネート10作品の順位、翻訳部門や超発掘部門の結果も合わせてご紹介します。

ノミネート全作品読破!【2021年本屋大賞】大賞予想&おすすめ作品BEST3!

本屋大賞ノミネート作品の10作品をすべて読破しました。ということで、大賞を含めた上位3作品を予想していきます。個人的なおすすめ作品BEST3もご紹介しますので、未読の方は参考にしてみてください。

【自転しながら公転する】あらすじ、ネタバレ読書感想。タイトルの意味は?表紙のモデルは誰?

本屋大賞候補となっている山本文緒さんの『自転しながら公転する』。よくある話かと思いきや、エピローグで見事にひっくり返される読者の予想。アッパレです。ミスリードが見事すぎる!作品情報と視聴感想を詳しく語っていきたいと思います。

伊与原新著『八月の銀の雪』あらすじ&感想〜珪藻アートって何?〜

『八月の銀の雪』は物語に科学系のトリビアが含まれている短編集です。5編の短編集のうち1番印象に残ったのは、微生物である珪藻(ケイソウ)を使ったアートに打ち込む男性と出会うお話。そこで今回は『八月の銀の雪』のあらすじや感想とともに、珪藻アート…

宇佐見りん著『推し、燃ゆ』あらすじ(ネタバレあり&なし)と読書感想。

芥川賞を受賞した『推し、燃ゆ』。かなり独特で、個性的な作品でした。話題の『推し、燃ゆ』について、前半ではネタバレなしのあらすじと本書の魅力を、後半ではネタバレありの結末と読書感想を語っていきたいと思います。

町田そのこ著『52ヘルツのクジラたち』あらすじ&読書感想―孤独に鳴くクジラが魂のつがいを見つける物語。

数多くの賞にも選ばれ、重版を重ねている注目作『52ヘルツのクジラたち』。生きることの辛さの中にも希望があることを描き、多くの人の心を捉えている本書のあらすじを含めた作品情報と読書感想をご紹介します。

青山美智子著『お探し物は図書室まで』呉宮堂のハニードームというお菓子は本当にあるの?

本屋大賞ノミネート作の『お探し物は図書室まで』は、コミュニティセンター内の小さな図書室にいる司書の小町さんが、人生に行き詰まっている人たちの背中をポンと押す様子を描いたハートウォーミングな小説です。今回はあらすじや感想と共に、各章に登場す…

凪良ゆう著『滅びの前のシャングリラ』あらすじ&読書感想ー終わりが近づく世界で小さな幸せを見つける5人の物語。

本屋大賞候補となっている凪良ゆうさんの『滅びの前のシャングリラ』を読みました。凪良ゆうさんは昨年、『流浪の月』で本屋大賞を獲得されていますが、本書は前作をも超える素晴らしい作品でした!読了のレビューを見ても、絶賛の声が多いですね。そんな『…

さわらぎ寛子著『自分らしさを言葉にのせる 売れ続けるネット文章講座』要約・感想

本書『自分らしさを言葉にのせる 売れ続けるネット文章講座』では「言葉に人間性をのせる」ことで「自分という人間で選ばれる」文章の書き方が解説されています。インターネット上で商品やサービスを売っている人だけでなく、文章での発信力・影響力を強めた…

【書評】八木仁平著『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』要約・感想

『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけかた』を読めば感情的に任せてではなく、体系的に「本当にやりたいこと」を見つけることができます。では、私たちはなぜやりたいことを見つける必要があるのか、そして本当にやりたいことをどうやって見つけること…

伊坂幸太郎『逆ソクラテス』あらすじ&読書感想ー先入観で評価してくる大人たちに反旗をひるがえす小さきものたちの物語。

気作家伊坂幸太郎さんの新刊、『逆ソクラテス』。先入観で評価してくる「逆ソクラテス」な人たちに、勇気をもって反旗をひるがえす小さきものたちの物語。本屋大賞候補作にもなっている話題作です。本書のあらすじを含めた作品解説と読書感想をご紹介します。

伊吹有喜著『犬がいた季節』読書感想− 三重県四日市高校の実話を基にした物語。

本屋大賞候補となっている伊吹有喜さんの『犬がいた季節』。著者が高校生だった時実際にあった出来事を参考に書かれているそうです。青春時代を思い出し、優しく温かい気持ちになれる良作です。本書のあらすじを含めた作品情報と読後感想を紹介します。

J・K・ローリング『イッカボッグ』あらすじ&読書感想―登場人物と地理情報もまとめました。

J・K・ローリングの童話新刊『イッカボッグ』について、あらすじを含めた作品情報と読んだ感想を語っていきたいと思います。物語にはたくさんの人物が登場し、舞台であるコルヌコピア王国の地理関係も少し複雑だったので、登場人物と地理情報をまとめました…

直木賞候補作『オルタネート』、加藤シゲアキさんファンではない私の正直読書感想

直木賞候補作として注目されている『オルタネート』、著者はジャニーズのアイドルグループ、NEWSとしても活躍している加藤シゲアキさん。口コミも高評価が多くなっていますが、注目されているのは作者が芸能人だからじゃないの?本当のところはどうなの?と…

『スマホ脳』要約・読書感想ースマホがもたらす脳への悪影響とは

著者はスマホをはじめとしたデジタルデバイスが、精神疾患を助長し、睡眠障害やうつ病の増加、記憶力や集中力、学力の低下といった悪影響を及ぼすと言います。スウェーデンで出版されたのち瞬く間に話題となり、世界的ベストセラーとなった本書『スマホ脳』…

心をニュートラルに戻すヒントが書かれた本『自分にかけたい言葉〜ありがとう〜』その内容と感想。

韓国エッセイ、チョン・スンファン著『自分にかけたい言葉〜ありがとう〜』を読みました。何となく疲れたな、しんどいなという気持ちになった時に、寄り添ってくれる癒しの言葉が収められている本書。その内容と感想をご紹介します。

ハ・テワン著『すべての瞬間が君だった』〜名言を含めたあらすじと感想

韓国エッセイの『すべての瞬間は君だった』を読みました。久しぶりに、これほどストレートであっっっまい文章を読んだなという気がします。人に対して強く想いを抱き、自分の感情を揺さぶられた経験のある人には、本書の中に刺さる言葉がきっと見つかること…

【書評】韓国エッセイ『私は私のままで生きることにした』から学ぶ自分らしく生きる10のコツ

𝐵𝑇𝑆のジョングクも読んでいる本として話題になった韓国エッセイ『私は私のままで生きることにした』。言葉と可愛らしいイラストで、自分らしく生きるための70個のヒントが書かれています。今回は、本を実際に読んだ上で、特に印象的だった10個を抜粋・要約し…

K-POPが好きなあなたに贈るおすすめ韓国エッセイ7選

歌っているアーティストを含めて𝖪-𝖯𝖮𝖯が好きなら、そのアーティストが読んでいる本も知りたくなるというもの。そこで今回は、𝖪-𝖯𝖮𝖯のアーティストたちが読んでいると話題になった韓国エッセイをご紹介します。紹介する本を読めば、好きなアーティストのパー…

【書評】『あやうく一生懸命生きるところだった』から学ぶ頑張らない生き方とは?

あと2か月で40に差し掛かるという年齢で、会社を辞め、今までと全く違った頑張らない生き方をすることに決めたという著者のハ・ワン氏。 超競争社会と言われる韓国で、「上を目指して一生懸命生きる」ことをやめるのは不安もあったと言います。 それでも、…

鍵はビタミン!?書籍『毛穴道』から学ぶ本当に効果的な毛穴ケアとは?

『毛穴道』を読みました。 最高な毛穴状態をめざす「毛穴同研究会」によって書かれ、皮膚科医である亀井孝一郎さんが監修した、毛穴に関するありとあらゆる情報が詰まった本でした。 本書によって知った、本当に効果的な毛穴ケアの方法をポイントを絞って簡…

【書評】小竹貴子著『ちょっとの丸暗記で外食レベルのごはんになる』の要約・感想

『ちょっとの丸暗記で外食レベルのごはんになる』は、クックパッド編集担当本部長である小竹貴子さんがお仕事や食べ歩き、日々料理をする中で得た手を抜きたいけど、おいしさのために「これだけはゆずれないポイント」を詰め込んだ本です。 『ちょっとの丸暗…

【書評】祝映画化!『小説の神様』ネタバレありのあらすじ、感想。

物語を紡ぐ意味を見失ってしまった主人公・一也と、物語の力を信じながらもある悲しい秘密を抱える同い年の作家・詩凪(しいな)の小説創作をめぐる青春小説です。 著者の相沢砂呼さんはミステリー関連の賞3冠を達成し、本屋大賞6位にも選ばれた『medium霊…

【書評】人間関係の悩みから逃れる方法を教えてくれる本『相手は変えられないならば自分が変わればいい』要約・感想

人気YoutuberでもあるメンタリストDaigoさん。 そんなDaigoさんの動画で、参考文献としてよく紹介されているのが本書です。 パートナーとの関係に悩む人に向けて、マインドフルネスやACT心理療法を使って、その悩みから逃れる道を示してくれる内容です。 カ…

【書評】10代の悩みに人気作家が真剣に答えた『泣いたあとは、新しい靴をはこう。』要約・感想

人間関係の悩み、経済的な苦しさ、自分の身体に対しての違和感など、悩み多きティーンエイジャーの相談に、日本ペンクラブに所属する作家や翻訳家たちが本気で向き合い、アドバイスの言葉を贈った本『泣いたあとは、新しい靴をはこう。』を要約しました。

【書評】2020年本屋大賞受賞作、凪良ゆう著『流浪の月』ネタバレあり感想。

本屋大賞 第1位 吉川英治文学新人賞 ノミネート作 【2020年本屋大賞 大賞受賞作】流浪の月 作者:凪良 ゆう 発売日: 2019/08/29 メディア: 単行本 「犯罪者とその被害者」 世間にそうレッテルを張られた二人の真実の物語です。 ※この記事では結末までは明かし…

【書評】『64』から6年。横山秀夫がおくる建築ミステリー『ノースライト』あらすじ、感想

ノースライト 作者:横山秀夫 発売日: 2019/08/02 メディア: Kindle版 2020年本屋大賞 第4位。 『64(ロクヨン)』から6年。人気作家・横山秀夫が贈る、長編建築ミステリー小説です。 『ノースライト』の詳しいあらすじ 感想、まとめ 『ノースライト…

【書評】3冠達成のミステリー小説『medium 霊媒探偵城塚翡翠』ネタバレなしのあらすじ、感想

medium 霊媒探偵城塚翡翠 作者:相沢沙呼 発売日: 2019/09/11 メディア: Kindle版 2020年本屋大賞 第6位。「このミステリーがすごい!」2020年版国内篇 1位「本格ミステリ・ベスト10」2020年版国内ランキング 1位「2019年ベストブック」(Apple Book…